1862年にパリで生まれたロジェ・ガレ。
自然由来成分で作られたユニセックスなコロンをモニターさせてもらいました。
トップはベルガモットとサンダルウッドがキリッと知的に香ります。
時間経過とともに落ち着いたウッディへ変化。
渋い印象から、さらに時間が経つとベルガモットがまたふわり。
表情が何度も変化して、ふわふわと捉えどころのない不思議な魅力を感じます。渋さがあるのに楽しい感じ。
使えば使うほど好きになる香りです。
キリッとしてもキツくありません。
香り持ちはコロンにしては良く、寝香水にしても翌朝ほんのり残ります。
甘さは控えめ、渋いのに軽やかで爽やか。
ベルガモットティーの茶葉をそのまま香ったような。淹れた紅茶というより、茶葉そのもののイメージです。
ロジェ・ガレの中では比較的ハンサムで性別を問わず使いやすいので、パートナーとシェアしても良いと思います。
香水好きさんだけではなく、紅茶好きさんにも試してほしいです。
他のロジェ・ガレ製品とレイヤードしても素敵に香ります。
ジンジャールージュと重ねれば、果実のフレッシュさとセクシーさがプラスされキュートで美味しそうな印象に。
フィグに重ねれば優しさとまろやかさが際立ち、ミルクティーのよう。
私のおすすめはフィグとのレイヤードです。
ロジェ・ガレでは『フレグランス リチュアル』という3ステップが用意されています。
香りで洗うシャワージェル、香りでうるおすボディローション、そして香りをまとうエクストレド コロン(パフュームウォーター)。
好きな香りで全身をケアする『自分へのご褒美』がコンセプトだそうです。
もちろん今回紹介したテ ファンタジーもシャワージェルとボディローションが用意されています。
時期によりセット販売もされていますので、ロジェ・ガレの店舗か@cosme shoppingを覗いてみてください。
東京と名古屋ではイベントも開催されるそうです。
お近くの販売店はロジェ・ガレ公式サイトで調べられます。
通販は@cosme shoppingへどうぞ。
幻想的にたゆたうスモーキーなティー&ウッディ。
時を忘れ、異国情緒あふれるファンタジーへと導くフレグランス。
厳選されたシトラスとセイロンティー、サンダルウッドやベンゾインの神秘的なウッディ、ベチバーやシピオルのアーシーな植物の香りが複雑に絡み合い、ヘディオンによって幻想的にたゆたいます。いつからそこにあったのか、本棚の奥にバーガンディ色の装丁本を見つけたような。スモーキーな紅茶を飲みながら、次第に異国情緒あふれる物語へと引き込まれ夢中になる、時を忘れさせるファンタジーなフレグランスです。
調香師:アルベルト・モリヤス
自然由来成分:90%
出典:EXTRAITS DE COLOGNE - エクストレド コロン|ロジェ・ガレ 公式ブランドサイト ‐Roger&Gallet‐
(製品提供:ロジェ・ガレ)